コーチ 起業 失敗起業して陥りやすい失敗は、大きな初期投資、人件費などの固定費、流行に乗って起業したけれど、その流行が終わって続けられなくなる…と様々な原因があります。

自分の知識や経験、ノウハウで専門性を持ったコーチやコンサルタントとして起業する場合、大きな初期投資が不要で、人件費もかからないためこれらの失敗は当てはまらないことが多いです。

私自身も自分の知識や経験、ノウハウで専門性を持ったコーチやコンサルタントとして起業しているので、数千万単位の借金を抱えるような大失敗の経験ありません。

しかし、ビジネスですので、100%成功するとは限りません。

リスクが少なく起業しやすい分、物販など他のビジネスよりも軌道に乗るまでに時間がかかります。

専門性を持ったコーチやコンサルタントといった知識や経験、ノウハウをビジネスにする無形の商品・サービスを販売する為には、独自のマインドセット、独自のマーケティングなどが必要になります。

その結果、軌道に乗るまでの間に、生活に支障が出てしまい撤退する人も多くいます。

そこで、この記事では、コーチやコンサルタントが起業して陥りやすい失敗をお伝えしていきます。

リスクが少ない起業だからといって何も考えずにスタートするのではなく、コーチやコンサルタントとして起業し、ビジネスを上手に軌道に乗せましょう。

コーチやコンサルタントが起業して陥りやすい失敗
「やりたいこと」だけ考えてスタートしてしまう

「やりたいこと」だけでスタートしてしまう多くの人は失敗してしまいます。

あなたの「やりたいこと」と、あなたの「できること」、そして、人が「求めていること」が、交わった部分でなければ、ビジネスとして成立しません。

自分が「やりたいこと」、自分が「できること」、相手が「求めていること」が重なるポイントを探り、そこからビジネスを始めていくということが大切なのです。

シンガーソングライターを目指していた女性の事例

コーチ 起業 失敗ある女性が18歳の頃、シンガーソングライターという夢を叶える為に東京に出てきました。

アルバイトをしながら、歌やギターの練習を重ね、オーディションを受けていました。

しかし、何十回、何百回もオーディションを受けても、受かることはありませんでした。

歌もギターもうまいという評価をもらっていたのですが、なぜかデビューすることができなく、10年経ってしまいました。

そんな時、通っていたボイスレッスンの先生から、講師を目指さないかという話があり、アルバイトから始めることにしました。

歌声には定評があったので、すぐに人気講師になりました。

しかし、教え子がデビューすることが嬉しい反面、自分がデビューできないことが悔しさがありました。

こんな自分が嫌で、ずっと悩んでいたと言います。

そして、自分がデビューすることは諦め、これまでの経験を活かして起業をしようと思って、情報を集めていた時にインターネットで弊社を見つけ、相談がありました。

私はこれまでの話を聴き、「やりたいこと」「できること」「求められていること」を明確にしていきました。

  • やりたいこと…シンガーソングライター
  • できること…歌やギターを教えること
  • 求められていること…歌やギターを教えてもらうこと

それから2年後、ギター講師として、月に800万円を超える程の活躍しています。

やりたいことをやる為にビジネスをする

コーチ 起業 失敗この女性のように、まずはあなたも「できること」の中から「やりたいこと」と「求められていること」が交わるポイントがないか探してみましょう。

そして、そこから堅実にビジネスをスタートさせてみてください。

もちろん、当初の段階では、いきなり独立ではなく、週末起業のように勤めながらでも構いません。

少しずつ、段階を踏むことが大切です。

「やりたいこと」だけでは起業しても継続することはできません。

勿論、やりたいことだけやれることは幸せなことだとは思いますが、ビジネスをする為には絶対にお客様が必要がなのです。

ニーズがなければビジネスになりません。

上記の女性もシンガーソングライターとして活躍することが「やりたいこと」だったのですが、厳しいことを言ってしまうと、「ニーズがなかった」のです。

その原因は素人の私にはわかりませんが、日々そういった人を見ているオーディションの審査員は判断したのだと思います。

ですので、女性は別の道でお金を稼ぎ、自分でCDを作りたいと言っていました。

また、同じような夢を抱えている人の為に事務所を作りたいという夢も持ち始めたと言います。

ですので、このように「やりたいこと」「できること」「求められていること」が交わるポイントを探し、ビジネスを行うべきです。

そして、本当に自分がやりたいことは、その後にやるべきなのです。

おそらく、多くの人は、起業というと、「やりたいことだけやって成功する」といったことを考えます。

自由なイメージを無意識に抱いています。

しかし、現実は、コツコツと地道に、できる限り長くビジネスを続けていくことこそが、何より重要なことです。

ですので、当初は「やりたいこと」とは少しズレていても、着実に理想を実現させることを考え、まずは、「求められていて、できること」に近い所から堅実な一歩を踏み出すことです。

コーチやコンサルタントが起業して陥りやすい失敗
「情熱を持てないこと」をやってしまう

「やりたいこと」だけ考えてスタートしてしまう失敗パターンとは真逆と言えるのが、「情熱を持てないこと」をやってしまうということです。

例えば、「インターネットビジネスが稼げる」と聞くと、興味もない上にやりたくもないのにやってしまう人がいますが、大抵失敗します。

アフィリエイトで月5,000円稼げている人は全体の5%未満だと言われていますが、その原因のほとんどは続かないからです。

メルカリせどりと言った物販も同じです。

弊社でもクライアントさんの商品が本当に稼げるのかを検証する為に、モニターとなって取り組んだことがあり、実際に稼ぐことができましたが、自分がやりたいことではなかった為、それ以降は続けておりません。

なぜなら、どんなに稼げたとしても情熱を持てることではなかったので、途中でやめてしまうと思い、取り組まなかったのです。

ある程度のお金を稼ぐ為であったり、期間を決めてその期間は本気で取り組むと決めて実践するのであれば良いのですが、情熱を持てないことは継続できません。

ですので、先ほどと同じように、「やりたいこと」「できること」「求められていること」が交わるポイントを探し、ビジネスを行うべきなのです。

大手企業で営業歴10年の男性の事例

コーチ 起業 失敗弊社のコンサルを受けたある男性は、大手起業で10年以上営業マンとして活躍していました。

何度も社内でトップ営業マンになり賞をもらっていました。

しかし、彼は営業が好きであった訳ではなく、ただ必死でやっていた結果、優秀な成績を残していました。

そして、脱サラを決意し、ある起業相談に行ったら、その営業経験を活かして営業代行として起業するべきだと言われ、その通りにしました。

しかし、起業したにも関わらず会社員時代と変わらないことをやっているし、大変だし、安定もしなくなってしまったことを考えたら、起業する意味があったのかと考えるようになりました。

そして、ある交流会で私と出会い、その場で私に相談してくださりました。

私は、「本当にやりたいこと」と「絶対にやりたくないこと」を聞きました。

すると、その男性は、

  • 本当にやりたいこと…セミナー講師
  • 絶対にやりたくないこと…営業

と答えました。

そこで私は、営業マンを育てる専門家として活動したらどうかという提案をしました。

男性は現在、様々な企業の研修講師となって情熱を持って仕事をしています。

起業する意味を考える

サラリーマン時代に経験したことをそのままやっていたのでは、起業する意味がないと私は思っています。

なぜなら、起業というのは全責任を持つことになりますし、給料だって安定しません。

同じことをやるのであれば、起業するメリットがとても少ないです。

起業するのであれば、絶対にやりたいことを重要視すべきです。

ただし、それだけでは難しいので、「やりたいこと」「できること」「求められていること」を考えた上で「絶対にやりたくないこと」を明確にして、選ばなければなりません。

情熱を持てないような、かけ離れたことはやるべきではないのです。

コーチやコンサルタントが起業して陥りやすい失敗
「レッドオーション」を選んでしまう

ライバルが大量にいる市場や、大企業などの強力なライバルのいるレッドオーションの市場に、飛び込んでしまうことはお勧めできません。

例えば、ダイエットの専門家として独立・起業を考え、ダイエットコーチとして活動してしまう方が多くいます。

実際にダイエットを成功させて、それによって人生が変わったのであれば、それを伝えたいという気持ちがあると思います。

しかし、ダイエットという市場はとても大きく、ライバルや競合も多いです。

すでに活躍している成功者たちと、同じ立ち位置で起業してビジネスを行なっても、経験や実績で圧倒的に劣るあなたが、継続的に選ばれていくのは難しく、苦戦を強いられるでしょう。

どのビジネスも、実績や経験の為に無料やモニター価格の間は、相応の顧客を取れるかもしれませんが、結局、立ち位置に特色がなければ、金額を上げることも、クライアントを獲得し続けることも、苦しい状況が続きます。

そこで、大切なのが「ターゲットと専門性を絞り込むこと」です。

その方が間違いなく選ばれ、成功していくのです。

シングルマザーの女性の事例

コーチ 起業 失敗主婦のAさんは、結婚を機に会社を退職し、専業主婦を続けていましたが、一人目の子どもが生まれて3年、二人目の子どもが生まれてすぐの時に、離婚してしまいました。

子どもも小さく働きに出られない…

そんな時に、弊社の起業相談にお申し込みくださりました。

Aさんは、料理が好きでしたので、それを活かしたいというお話でした。

私は、料理という分野では大きすぎて強力なライバルがいるので、「ターゲットと専門性を絞り込む」ことを提案しました。

Aさんは、「ターゲットや専門性を絞り込んだらお客様が減ってしまうのでは…」と不安があったそうなのですが、思い切って絞り込みを行なったところ、大成功しました。

ターゲットは自分と同じ年代の子どもがいる主婦に絞り込み、料理という専門性を「キャラ弁」に絞り込んだのです。

その専門性でやっているライバルがその地域にいなかったため、自宅で料理教室を開くと、子どもの同級生の母親が集まってくれました。

そして、その評判を聞き地域では有名になりました。

更に、そのレシピを動画コンテンツとして販売したり、自宅にいながら年間700万以上の売上を出すことができたのです。

絞り込みは怖くない

このように「絞り込み」は、色々な可能性を切ってしまうので、不安があります。

絞り込みをしなければ、市場は大きくなるかもしれませんが、大きな市場の中で埋もれてしまうことになります。

どんな分野でもライバルは存在するので、その中で、あなたを選んでもらうには、ターゲットや専門性を絞り込む必要があるのです。

思い切って絞り込むと、あなたのビジネスの特徴が際立ち、メッセージ性が強くなります。

その結果、選ばれるようになります。

絞り込むことは、個人がビジネスを行う上での成功条件だと言えます。

まとめ

コーチやコンサルタントが起業して陥りやすい失敗を3つご紹介しました。

これを知って起業準備をするのか、知らずにスタートをしてしまうのかが大きな差になります。

コーチやコンサルタントとして起業するのは、高額な初期費用がかかるわけでもありませんし、店舗を持つ必要もないですし、従業員も不要です。

週末起業からでもスタートすることができる、リスクが少ないビジネスだからこそ多くの人が始めます。

しかし、その一方で起業のハードルが低い分、安定、継続していくのが難しい分野だとも言えます。

ですので、「絶対にやりたくないこと」を明確にして、あなた自身が情熱を持てる「やりたいこと」「できること」「求められていること」が交わるポイントを行いましょう。

そして、ターゲットと専門性を絞り込むだけです。

ぜひ今すぐに取り組んでいただき、専門性を持ったコーチやコンサルタントとして活躍していただければ幸いです。

独立・起業相談は無料で行なっておりますので、まずは突っ走り始める前にご相談ください。